2009年 10月 01日
イチゴの小苗について・・・ついでに2009”味来”の総括・・・
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日記にコメントを戴くとお返しをいい加減には書けなくて、つい真面目に検索しお勉強することになる。今回も大変参考になるサイトを見つけたので紹介しようと思う。
まちのみどりと園芸の相談
↑こちらによると要するに病害虫に汚染されていない優良株を親株にすれば太郎でも五郎でも大きさの揃った葉数3~4枚の苗を選べば良いのだってことの様だ。
上記リンク先は千葉大学園芸学部のQ&Aのコーナーのようだが上位ページはこちらのようでナルホド!と思わせるQ&Aがいくつもある。
ひとつはトウモロコシの授粉の件。以前の日記に雌穂のヒゲがでた時には授粉は完了しているそうだと「現代農業」に載っていたネタを書いたことがあるが、こちらのページによるとそうでもないようだ。
・雌穂内の基部の種子1粒から1本ずつ絹糸が抽出し、先端の種子の絹糸が出るまで数日かかる
・絹糸上に落ちた花粉が発芽し、絹糸の中の組織に花粉管を伸ばして胚珠内に入り受精する
・雌穂の子実が先端まで充実して肥大するには、全ての絹糸に確実に受粉が行われることが必要
・同一圃場内の受粉・受精が完了するにはおよそ7日~10日間を要する
上記の引用から雄花を切り落すのは雌穂のヒゲが出始めてから10日目ぐらいと理解してよさそうだ。
他にも有益情報が多いがこのQ&Aのコーナーは現在お休みのようで是非再開して欲しいと思う。
ついでに2009”味来”の栽培記録をまとめておくと
・畝はバーク堆肥+苦土石灰で耕耘し畝中央に溝割し鶏糞+配合肥料
・追肥は丈が5-60cmの時と雄穂の出始めたころ2回化成肥料(10-15-15)
・2回目の追肥と同時に雄花の上からデナポンをパラパラし防虫対策
・絹糸が出揃ったら雄穂を切り落とす。
・果実が10cm程(収穫予定の20日位前)になった時と10日後に二度ほど大量にかん水すると糖度が増すそうだが、今年は長雨が続き特にかん水せず。
第1弾 4/2ポット播き4/29マルチ&トンネル内定植7/10初収穫 (100日目)評価は可
第2弾 4/29マルチ&トンネルに直播き7/23初収穫(86日)評価は良
第3弾 5/12ポット播き5/25定植、8/5初収穫(86日)評価は優
第4弾 5/25マルチに直播き8/12初収穫(80日)評価は秀
第5弾 6/12直播き8/23収穫(73日)評価は実入りがまばらの歯っ欠けで不可
第6弾 7/3直播き9/18収穫(78日)評価は同上で不可
※マルチは地温上昇のため透明マルチ使用
第1弾の早蒔きは手間暇かかるが人より先に楽しみたいので今後も続けるが、オラホの村では5月中に一週間毎に蒔種するのが良さそうだ。特に冷凍保存用に大量に作付けする分は一番出来が良い5月20日前後としたい。
6月以降の”味来”の遅蒔きテストは失敗だったので晩生品種は何かないか探してみたい。
二本立ち栽培については実が小振りになってしまい形も悪かった。元肥、追肥とも倍量施す実験を来年予定する。
まちのみどりと園芸の相談
↑こちらによると要するに病害虫に汚染されていない優良株を親株にすれば太郎でも五郎でも大きさの揃った葉数3~4枚の苗を選べば良いのだってことの様だ。
上記リンク先は千葉大学園芸学部のQ&Aのコーナーのようだが上位ページはこちらのようでナルホド!と思わせるQ&Aがいくつもある。
ひとつはトウモロコシの授粉の件。以前の日記に雌穂のヒゲがでた時には授粉は完了しているそうだと「現代農業」に載っていたネタを書いたことがあるが、こちらのページによるとそうでもないようだ。
・雌穂内の基部の種子1粒から1本ずつ絹糸が抽出し、先端の種子の絹糸が出るまで数日かかる
・絹糸上に落ちた花粉が発芽し、絹糸の中の組織に花粉管を伸ばして胚珠内に入り受精する
・雌穂の子実が先端まで充実して肥大するには、全ての絹糸に確実に受粉が行われることが必要
・同一圃場内の受粉・受精が完了するにはおよそ7日~10日間を要する
上記の引用から雄花を切り落すのは雌穂のヒゲが出始めてから10日目ぐらいと理解してよさそうだ。
他にも有益情報が多いがこのQ&Aのコーナーは現在お休みのようで是非再開して欲しいと思う。
ついでに2009”味来”の栽培記録をまとめておくと
・畝はバーク堆肥+苦土石灰で耕耘し畝中央に溝割し鶏糞+配合肥料
・追肥は丈が5-60cmの時と雄穂の出始めたころ2回化成肥料(10-15-15)
・2回目の追肥と同時に雄花の上からデナポンをパラパラし防虫対策
・絹糸が出揃ったら雄穂を切り落とす。
・果実が10cm程(収穫予定の20日位前)になった時と10日後に二度ほど大量にかん水すると糖度が増すそうだが、今年は長雨が続き特にかん水せず。
第1弾 4/2ポット播き4/29マルチ&トンネル内定植7/10初収穫 (100日目)評価は可
第2弾 4/29マルチ&トンネルに直播き7/23初収穫(86日)評価は良
第3弾 5/12ポット播き5/25定植、8/5初収穫(86日)評価は優
第4弾 5/25マルチに直播き8/12初収穫(80日)評価は秀
第5弾 6/12直播き8/23収穫(73日)評価は実入りがまばらの歯っ欠けで不可
第6弾 7/3直播き9/18収穫(78日)評価は同上で不可
※マルチは地温上昇のため透明マルチ使用
第1弾の早蒔きは手間暇かかるが人より先に楽しみたいので今後も続けるが、オラホの村では5月中に一週間毎に蒔種するのが良さそうだ。特に冷凍保存用に大量に作付けする分は一番出来が良い5月20日前後としたい。
6月以降の”味来”の遅蒔きテストは失敗だったので晩生品種は何かないか探してみたい。
二本立ち栽培については実が小振りになってしまい形も悪かった。元肥、追肥とも倍量施す実験を来年予定する。
by ainame60
| 2009-10-01 23:38
| 家庭菜園
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Comments(7)
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at 2009-10-02 23:22
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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康・展
at 2009-10-03 11:19
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イチゴ・トウモロコシ共に 鹿嶋では作付計画に入っていませんでした。 隣の畑のO川さんは 毎年 イチゴに挑戦しています。 今年も 準備しています。 トウモロコシは その又隣の 渥〇さんが挑戦しています。
今年も 風とカラスにやられて 良いと言う話は聞きませんでした。 両方とも難しい野菜なのですね!。
今年も 風とカラスにやられて 良いと言う話は聞きませんでした。 両方とも難しい野菜なのですね!。
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ケンタ
at 2009-10-03 14:25
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ケンタ
at 2009-10-03 14:26
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康・展さん
イチゴ・トウモロコシとも栽培自体は易しい野菜です、ただ害虫やネズミ、野鳥、獣と敵が多くて難しい野菜と言えますね。
イチゴ 最初は園芸店で苗を購入すれば2年目からランナーで増やせますよ、そちらでも10月中旬ぐらいまで植付適期と思います。O川さんちで小苗を戴けませんか?
イチゴ・トウモロコシとも栽培自体は易しい野菜です、ただ害虫やネズミ、野鳥、獣と敵が多くて難しい野菜と言えますね。
イチゴ 最初は園芸店で苗を購入すれば2年目からランナーで増やせますよ、そちらでも10月中旬ぐらいまで植付適期と思います。O川さんちで小苗を戴けませんか?
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ケンタ
at 2009-10-07 09:13
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ランク王国でもご紹介された右脳左脳チェッカー、天才肌を見分ける楽しい盛り上がりツールとして今、支持をうけております。話のネタに一度はどうぞ